こどもクリニック
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薬について
Q.処方された薬は日にちがたってしまったものは 飲ませたらいけないのですか?
A.処方された薬の種類にもよりますが、
   シロップなら 1週間(混ぜたもの)
   散剤なら   2〜4週間(但し 乾燥した状態で)
  錠剤なら乾燥した状態でシートに入ったものであれば およそ1年後の保存は可能と思われます。
坐薬に関しても シートに入った状態(プラスチック包装)で冷暗所であれば1年以上もつと思われます。
  
Q.薬を飲ませた後 嘔吐で全部出してしまったときもう一度のませていいのか?
A.薬を服用してから10分以内であれば吸収されている薬の量はわずかだと思います。 もう1回服用させてもかまいません。
 但し 吐いた直後は飲むことを嫌がったり またはいてしまう可能性も高いので 少し時間をおいて(30〜60分くらい)服用させましょう。

Q.お水で飲むのが良いとわかっていても牛乳で飲んだりしています。
  いいのかなぁ・・・と思いながら飲ませてしまいます。
A.牛乳に含まれる乳脂肪の粒子は 薬剤の粒子をつつみ込んで 薬剤の吸収を遅らせる働きがあると言われています。
 しかし まったく吸収されないというわけではなく 飲みにくい薬を服用する場合には 牛乳やアイスクリームと一緒に服用させたりします。ここで大切なことは、全く飲めない 飲まないということではなく 少しであってもきちん決められた回数を服用するということです。 内服薬は飲まなければ効かないのですから・・・。

Q.散剤を水で溶く場合 どの位が良いのか気になります。
A. 乳幼児であれば、できるだけ少量の水で溶いてすばやく飲ませることがコツです。
そのあとで、水やミルクを飲ませて、口の中に苦味が残らないようにすることも次の服薬を嫌がらせない大切な点です。
 散剤は、甘味料でコーティングされていますが、口の中で時間がたつと溶け出して苦味を発します。
 つまり学童ぐらいの大きい児であれば、20〜50mlぐらいの水に溶いても一気に飲めるでしょうが、乳児であれば10ml以内 おちょこ一杯 スプーン一杯くらいが適量と思います。

Q.1っ1っの薬に対して、なるべく詳しく理解したいので副作用についても説明がほしいと思います。
A. 副作用については、重要なものについては説明しているつもりですが、診療時間内で説明することはなかなか困難です。
 むしろ、出された薬をきちんと服用してほしいという気持ちが強く、副作用のことを中途半端にして服用を拒否されることのほうを心配する傾向があります。
 決して隠すつもりはないのですが、質問された部分についてはていねいに答えるようにしています。もし時間がかかる内容であればあらためて時間をとりたいと思います。

Q.保育園に通っていることもあり 風邪かなと思ったら受診して すぐ薬をもらうようにしていますが、逆に小さいうちから こんなに頻繁に薬を飲ませていいのか という不安もあります。?

A.薬が異物である以上は、飲まないで済むことが最も自然に近く理想的なのかもしれません。 しかし 野生動物であっても体調を崩したときには 野生植物を食べることで治療することを 本能的に行います。

 人間が服用していのる薬も元をたどれば 植物から得られた成分から作られているものが多く病気の状態があれば薬を服用して 正常な状態にもっていくことが むしろ自然だと考えます。
  健康とは何かと考えるといろいろな答えが返ってくると思いますが 社会的環境で十分な薬の投与が行えない地域のほうが 平均寿命が短く 死亡率も高いことを考えると 正しく薬を飲むことが生命を維持するためには良いことだと思います。






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